四次元パーラーあんでるせん(長崎県)に実際に行って来たブログ! 

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2018年8月某日。

酷暑の中、友人と連れ立って長崎県は川棚町の四次元パーラー ”あんでるせん” へ車で行きました。

早朝、福岡で待ち合わせての総勢10名ほどの大所帯。

知る人ぞ知る田舎の喫茶店ではありますが、完全予約制で「マスターのマジックショーが凄い」という超有名店です。

カウンター席を含めて予約を取るのは至難の業とも言われています。

予約開始日である2か月前に友達が予約してくれたのですが、電話が繋がるまで300回くらいかけたと言っていました(゚Д゚;)

今回の記事ではブログ形式で、いろいろ大変な段取りをして実現した ”あんでるせんツアー” について書いてみたいと思います♪*^^*

 

数々の個人ブログで取り上げられているあんでるせん(長崎県)の実態とは?

 

※青とショッキングピンク色の建物の二階部分があんでるせん
(川棚駅からバス停に渡る歩道橋より撮影)

 

さて、私たちは午前11時のあんでるせんの開店時刻に間に合うように順調に車を走らせ、JR川棚駅に到着して駅前の駐車場に車を停めて歩道橋を渡りました。

上記画像を参照していただきますと、歩道橋の先はバスターミナル(画像右側の、緑の黒板みたいなのがついている白い建物)で、その左手奥(上記画像だと中央部分)に建つ雑居ビルの二階が、伝説のあの四次元パーラーあんでるせんです!!!!

あんでるせんは古き良き時代である昭和を彷彿とさせる外観の喫茶店で、どこか懐かしいような雰囲気を持っていると感じる方が少なくないはずです。

普通マジックショーというと、客席よりも高いステージと呼ばれる場所があって、そのステージ上でマジシャンがマジックを披露することを想像しますよね?

ところが、あんでるせんにはステージは無いのです。

喫茶店に限らず、食事を提供しているお店には必ずありそうなカウンター(しかも一人しか入れないほど狭い)の中に、マスターが立ってマジックをするのです!

観客はどうするのかというと、カウンター席に5〜6人だけ座ることはできますが、それ以外の人はその後ろにずらずらっと並んで立ち見です。

カウンター席も予約順なので、早い者勝ちです。

全員予約順で、記念撮影をするときのように何列かに並んで椅子の上にも立って2~3時間見るのです。

マジックショーがメインですが、810円以上の飲食をするだけで、ショー代は必要ありません。

カウンター席だけが席代として別途1000円かかります。

 

いざ入店!どこにでもありそうな昔懐かしい喫茶店なのに、喫茶店らしからぬルールの数々 

 

※入口に貼られた楽し気な言葉たち

 

開店時間に階段下のシャッターが開けられて入店します。

店内は昔懐かしい雰囲気の喫茶店ですが、ショーが始まるまでの3時間の間にも一定のルールがあります。

 

【あんでるせんルール】

①予約順にテーブルを指定される。

②席についてメニューが配られたら、そこから一人につき810円以上注文する(子供も同様)。2018年8月時点で、ショー時間の確保のため、選択できるメニューにも若干の制限ありです。

③注文したものは、テーブルごとではなく料理ごとに配膳される
つまり、カレーが出来上がったら、テーブル毎ではなく、カレーを注文した人全員にまず配膳されます。

④14時までに飲食と清算を済ませる
14時までに食器も片づけられるので、支障がないように協力しましょう。

 

とにかく11時に入っても、マジックショーは14時にならないと始まらないわけで、食べる時間を差し引いても優に2時間はあります。

その間は出入りも自由ですが、私たちはもっぱら友達とのおしゃべりで過ごしました。

が、テーブルにはたくさんの知恵の輪が置かれているし、店内には逆回りの時計など変わった物がいろいろあります。

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カウンター側の壁一面には、来店された著名人のポラロイド写真が所狭しと貼ってあります。

また、マスターは日本折り紙協会に入っておられて、折り紙の腕前もすごく、力作がそこここに飾られています。

カウンターの上や後ろの棚には、不思議なものもあるので、それらを眺めまわすのもいいかもしれません(^^)

今回は真夏に行ったことで店内もかなりの熱気、いや外に負けないほどの暑さでしたので、夏場は熱中症に注意です。

古いのは空調設備も同様で、業務用とはいえ、かなりの年代物でほとんど用をなしていませんでした。

その割にはショーの最中も暑かったと言う記憶はなく、それを上回る興奮と驚きだったのでしょう。

あるいはマスターのマジックが効いていたのかも?(笑)

入店してからのルールが喫茶店らしくないのはマジックショーがメインの四次元パーラーゆえですね♪

 

マジックから目が離せない!マスターの言葉も聞き逃せない!

 

※いろんなモノが置かれた狭いカウンターの中

 

お店の女性の指示に従って、カウンター前に全員が整列するころ、おもむろにカウンター内にマスターが現れて、いよいよマジックショーの始まりです♪

まずはマスターの挨拶から。

 

「皆さんが今日、ここへ来たのは宿命です。」

「ここへ来ることは皆さんが生まれたときから決まっていました。」

 

のっけから、こんなことを言われたら、ちょっとびっくりしますよね(汗)

 

「これからあなたがどういう選択をするかで運命は変わってきます。」

「だから運命は変えられます。」

 

私は最初は「宿命」なんて言われて「え、そうなの?!」と思いましたが、運命は変えられると聞いて妙にほっとしながら確かにそうだと思いました。

そして、一通り挨拶を終えると、続けてスラスラとしゃべりながらマジックを始めました。

マジックの方は、オーソドックスなトランプを使った数当てや、スプーンを触らずに曲げたり、10円玉を曲げたり・・・

お客さんからお札と小銭を1種類ずつ出してもらって、千円札を折りたたむと手の上からいつの間にか空中に。

しばらく空中で動かした後、まるで子犬のように腕や手の上に誘導して言葉だけで操っていました。

しかし、ペットボトルのラベルがボトルの中に入ってしまったり、千円札が生卵の中に入ってしまうと言うのはどう見てもどう考えてもタネはなさそうです。

生卵の中から卵まみれの千円札が出てきたのは、かなり衝撃的でした。

超能力としては、念力、透視、テレポーテーション、予知ぐらいかなと思っていましたが、ボードに描かれたハンバーガーから本物のハンバーガーが出てきたときには、物質化までできるのか!とびっくり(゚Д゚;)

私はカウンター席にいたのですが、実際、ちゃんとパンの匂いがしましたし、レタスもホンモノだったし、そのまま食べられそうでした。

思わず、かぶりつこうかと思ったほどです(^^ゞ

そんな風に、次々と目の前で驚きの展開が続いていくので、一瞬たりとも目が離せませんでした(笑)

それと同時に、マスターの口から流暢に出る言葉は、円周率の100桁(?)だったり、芸能人の生い立ちだったりましたが、和歌を詠んで、その意味をいいながら、人生や男女関係を説いたりされて、これもなかなか興味深くて聞き逃せませんでしたね。

皆、うんうんとうなづきながら聞いていましたよ。

私は聞きながらメモを取りたいくらいでしたが、残念ながらそんな余裕はありませんでした。

 

まとめ

  • 【四次元パーラーあんでるせん】
    所在地:長崎県東彼杵郡川棚町栄町2(川棚駅徒歩2分)
    電話:0956-82-2375
    営業時間:11時~17時くらい(完全予約制)
    定休日:第1,3日曜日
    予約方法:電話予約のみで、2か月前の月初から受け付けられる。
    1月に行く場合は、11月1日から予約開始。
  • 喫茶店だけど四次元パーラーあんでるせんならではのルールあり
  • マジックあり超能力ありのショー
  • マスターの投げかけるメッセージも必聴

 

あとがき

最初の「宿命」ということを聞いて、

「そんなばかな。そんなわけないじゃん!」

と思うか、

「えー!そうなの?!どうしてそんなことわかるの?」

と思うか。

そこで、もうあなたの「運命」は変わってくるのかもしれません。

マジックを見て、タネがあると思おうと超能力だと思おうと、

「練習すればできるようになります。人間の能力は無限大なんですよ。」

とマスターは言います。

きっかけがなんであれ、ご縁で招かれたあんでるせん。

人生観が変われば人生も変わりますね♪

リピーターが多いと言うのもなんとなく頷けます。

No.7089



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