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自己欺瞞(じこぎまん)とは、自分の夢を自分自身で打ち消す状態を意味します。
あなたが本当に叶えたい夢をお持ちならば、自己否定させない自分を作りたいですよね?
そのためにも、自己欺瞞とは何かを知る必要があります。わかりやすく解説していきますね♪
自己欺瞞(じこぎまん)をわかりやすく言うと “自分の夢を自分自身で打ち消すこと”
「自己欺瞞」と書いて「じこぎまん」と読むのは、とても難しい読み方だと思います。
まずこの言葉は、日常会話で使うことはないと思いますが、いかがでしょう?
しかし、自己欺瞞は、心理学の専門用語として比較的知名度のある単語です。
自己欺瞞をわかりやすく言うと、自分の夢を自分自身で打ち消すことです。
ちょっと耳が痛い話かもしれませんが実は、自己欺瞞を抱えたままでは夢を叶えることが難しいのです。
そこで今回の記事では、あなたが叶えたいと強く願っている夢を本当に叶えるために、自己欺瞞についてわかりやすく解説していきますので、記憶に留めておいて下さい。
あなたの夢の実現を阻む “敵” をよく知ってこそ、勝利の戦略が立てられるというものですよね(*^^*)
ちなみに、同じ「欺瞞」という言葉を使った類義語として、心理学者の村井潤一郎氏による「欺瞞性認知(ぎまんせいにんち)」があります。
■「欺瞞性認知」と「自己欺瞞」の言葉の違い■
欺瞞性認知・・・他者の発言に嘘っぽさを感じること
自己欺瞞・・・・自分の夢を自分自身で打ち消すこと
あなたの目の前にいる人の発言が「嘘っぽいなぁ」と感じたとしても、それがあなたの夢の実現を阻むか?と言われれば、その可能性は低いですよね。
でも、自己欺瞞の状態だと、あなたの明るい未来を自らの手で打ち消してしまっていますから大変危険です。
ところがごくごく普通の生活の中にいると、「私は自己欺瞞の状態なう♪」などと認識することがほとんどできないのです。
どのような状態が自己欺瞞の状態なのか?を以下にわかりやすくまとめてみましたので、さっそくチェックしてみましょう。
■自己欺瞞の状態■
具体例)何か叶えたい願望を抱いていながら、その願望を叶えることが出来ない言い訳を探す
- 資格試験の勉強をしたいけど、時間が足りない
- 旅行に行きたいけど、お金がない
- 引っ越しをしたいが、今はタイミングが良くない
(「人生を幸せに変える『気づきの思考法』アドラー心理学にみる人の真実」さんの「人はどのように自己欺瞞を演じているのか 番外編」より一部抜粋させていただきました)
このように、自分の夢を自分自身で打ち消すことの具体例が出ていると、よりわかりやすいですよね。
言うなれば、思っていることと実際の行動には大きな矛盾を抱えている状態なのです。
矛盾があってもそれほど問題ないのでは?とお思いの方も多いかもしれません。
でも「新たな行動をすることを願っているのに、一向に叶わないという状態」という表面的な現象だけしか認識できないと、フラストレーション(欲求不満)が溜まってしまいます。
欲求不満の感情が起きれば、多くの人間が「自分のこの感情をなんとかしよう」と思った時に起こしてしまいがちな行動例を、ちょっとだけご紹介しましょう。
-
いいことがありますように♪と開運グッズを買う
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自分を変えるために自己啓発セミナーに参加する
念のため、誤解のないように先に申し上げておきますと、開運グッズやセミナーは、投稿者の個人的な趣味として実は “大好きな部類” に入ります!!
しかしながら「自己欺瞞から脱却するため」の手段として捉えた時は、このような外的な要素にいくら投資をしても、すぐに効果を実感する可能性は薄いと言えるでしょう。
お金を払って、それらのサービスを受けた直後は、
「なんだか自分の人生・・・これで変わった気がする╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !」
と意気揚々とするのですが、時間が経つにつれて元の状態に戻ってしまうパターンが非常に多いように見受けられます。
理由は、あなたの夢の実現を阻んでいる要因は、相手がいる関係ではなくあくまであなた自身の内面・心のありよう・心理状態だからです。
どうすれば自己欺瞞の心理状態から脱却できるの?
結論から先に言いますと、自己欺瞞の心理状態(自分の夢を自分自身で打ち消している状態)を脱却するのは、本当はとてもカンタンです。
なぜなら「あなた自身で今の自分の状態をよく観察して理解すること=内観」をすれば、本来の自分を見つけることができるからです。
多くの人が、「自己欺瞞」という単語の見た目の難しさから、「解決は難しいだろう」とイメージで思いこんでいますが、実はそうではないのですね♪
その証拠に、ここでひとつ質問をしてみましょう。
「あなたにはどんな夢がありますか?」
このように質問すれば、100個以上自分の叶えたい夢をすぐに話せる人もいれば、10個以下の人もいるでしょう。
あなたの夢を、紙に書き出してみてもいいかもしれません。
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これは、夢が出せた数で自己欺瞞の指数を判断するわけではなく、叶えたいと願っているあなたの夢が自分自身の心の奥底で本当に望んでいるものなのかが重要です。
しかし、ここで再確認しておきたいのは、自己欺瞞の状態は “自分の夢を自分自身で打ち消すこと” 状態でしたよね。
だから、あなたの叶えたい夢をすべて出し切った時点で、その夢が本当に望んでいることなのかを確認していけば大丈夫です。
方法は、紙に書き出した夢に「何を一番叶えたいのか」「その次に叶えたいものは何か」と、夢リストに順位をつけていくのです。
書き出した夢リストに順位をつけることによって、あなたが得られるものは次の通りになります。
-
叶えたいと思っていたけど、違う夢の方が優先度は高かったと気づく夢もある
-
数ある夢の中から、どうしてもやりたいことが何なのかわかる
-
優先順位がつけられない夢も出て来る
-
そもそも叶うと思ってないけど、一応書き出した夢もあることを認識できる
夢を書き出すことに慣れていない人たちは、特に上記の3番目と4番目の事柄に遭遇する確率が高いかもしれませんね。
どうしてかといいますと、自己欺瞞の心理には、実は2種類の現象が存在するからです。
ひとつ目:
「○○したいと思っているけど、△△な理由からできない(というできない理由を積極的に探している)」
※これは先程の段落に素敵なブログから引用させていただいた内容です
ふたつ目:
「●●したくないと思っているのに、▲▲な理由からやむを得ず●●してしまう。だから○○をする時間がない」
願ったことが行動できないのと、本当は望んでいないのに行動してしまう、は表面的に見える現象は違います。
でも「本当の自分の望みが叶わない状態」という観点から見れば、同じ現象ですよね(*^^*)
ここがぐちゃぐちゃになっていることで、頭の中が混乱してしまい、自己欺瞞の心理を紐解くことができなくなっているケースが多かったのです。
そこで、よりあなたの心の内をわかりやすく整理していく方法を次にお伝えしていきますね。
夢はもう叶わないと諦めてしまっていた心を、瞬時に溶かしてくれる魔法の質問
それではさっそくご紹介しましょう♪
自分の夢はもう叶わないと諦めてしまっていた心、夢が叶わないことによる欲求不満になっている心を、瞬時に溶かしてくれる魔法の質問とは、ズバリこれです。
「あなたがやりたくないことは何ですか?」
意外に思った方も少なからずいるかもしれませんし、聞いて納得したという方もいるでしょう。
ぜひこちらの質問の答えも、内容としてどんどん紙に書き出してみてください。
望んでいるはずの夢が叶わない状態で、解決策がすぐには見つからないような気がして辛い時、すべてをリセットしてくれるのがこの魔法の質問なのです。
「やりたくないこと」というのは、叶えたい夢とは正反対の事象に存在しています。
実は、やりたくないことを明確にすることによって、本当に叶えたい夢・本当にやりたいことがより一層浮き彫りになって来るのです♪
「やりたくないことはやらない」という選択をすれば、最初は難しく思えるかもしれませんが、だんだんと「やりたいことをやる」あなたの感覚に気づける日が来るでしょう。
しかもそれを、あなたの頭の中だけでモヤモヤと考えるのではなく、目の前の紙に書き出すという行動によって、頭の中でこんがらがっていた願望が冷静に客観視できるようになるというデータがあります。
最後に、冒頭にて触れていました開運グッズやセミナーの話に戻ります。
実はあなた自身のやりたいこととやりたくないことを、紙に書き出す作業を終えて自分の中の嘘に光を当てる作業を終えてから、楽しい心持ちで開運グッズを選んだりセミナーに参加した方が、遥かにそれらから得るものがあります。
人は、自分自身と向き合うことよりも、お金を払うことの方がカンタンに感じます。
なぜなら、自分自身と向き合うことが難しいと思いこんでいて、自分の目の前にある癒しのサービスに助けを求めてしまった方が楽だからです。
楽をすることは決して悪いことではありません。
それでも、癒しのサービスばかりに一生自分の居場所を求めてしまうと、さすがにお金がもったいないと思いませんか?
100円以下で買える紙と鉛筆でできてしまう、超お得な自分を見つめる作業をしてみる価値は大いにあるはずです。
ほんのちょっとの勇気を出して、「あなたがやりたくないこと」を書き出してみてください(*^^*)
きっと答えが見つかり、あなたの夢を叶えることができるようになりますよ☆
まとめ
- 自己欺瞞(自分の夢を自分自身で打ち消すこと)の心理状態から脱却するには、紙と鉛筆を用意すればいい(しかも100円以下でできてしまう)
- 紙に「叶えたい夢」と「やりたくないこと」、このふたつを書き出す
- 「叶えたい夢」に優先順位をつける作業を行う
- 「やりたくないこと」をやらないようにすると、自然と叶えたい夢に向かう行動ができるようになる
あとがき
今回の記事では、「欺瞞(ぎまん)」という漢字をたっくさんタイピングしましたが、万が一“「欺瞞」と書け”なんてテストが出たら、テスト用紙に鉛筆できちんと書ける自信はありません!(*^^*)
・・・でも、難しい漢字を書きたい自分になりたいのか、そうではないのか・・・自分の心に問い合わせてみたところ、「難しい漢字は、さくっとタイピングすればいいじゃん♪」とのことで “頑張らない自分が心地よくて大好き” とわかったので、よかったです♪笑
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