【第38話】5億の損失を免れた半沢直樹ばりの気持ちで挑んだ彼女との失態

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(これまでのあらすじ)

16歳で初体験を終えた矢吹。
初体験の相手の衝撃的な事実を知った矢吹は、付き合い始めてわずか1週間で彼女との結婚を決断した。
1年半後に訪れる高校卒業と同時に、荒れ果てた生まれ故郷を捨て、花の都“東京”へ彼女と駆け落ちをする計画を立てた。
この短期間で100万円を稼ごうと、矢吹の選んだ道は『パチンコ』。
極秘テクニックの実践で、いきなり月に50万以上を荒稼ぎすることに成功した。
しかし、この戦略は長くは続かなかった。
その後に訪れる挫折。
全財産を無くし、路頭に迷う矢吹の前に現れた一人の男、高校生パチプロ「高橋」。
矢吹は、高橋の教えの一つである”新装開店プロ”になることを決めた。
矢吹の直感は見事的中し、新装開店プロデビューを果たした。
これで駆け落ちまでに100万円を稼ぎ、愛する彼女と一気に駆け落ちまで行けると睨んだ矢吹だったのだが….。

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新装開店プロ初日の仕事は終わった。

結果は、30,000円勝ち。

手応えは充分に感じた。

しかし、この激戦区で戦うためには、パチンコの経験だけでなく、格闘技や喧嘩の経験なども必要だと感じた。

小学校の頃から喧嘩ばかりしていた僕には、これは向いていると思った。

その後も新装開店のみを狙い、僕は確実に資金を増やして行くことに成功。
月収20万は、確実に稼げるまでに復活した。

ミラクルシューター全盛期には、月収50万がコンスタントに入っていたので、その時に比べると収入は激減したことになるが、そもそも高校2年で月収50万を稼いでいたこと事態が尋常じゃなかったように思う。

月収20万と言えば、一流企業の大卒初任給に匹敵するので、僕はこの確実な方法でコツコツとカネを貯めて行こうと思った。

 

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というわけで、パチンコ武勇伝は、ひとまずここで終了となります。
パチンコが分からなかった読者の方は、今ひとつ内容が理解できずに面白くなかったことと思いますが、これからこのリアル恋愛ドラマは、佳境に入っていきます。
この後は、かなりドロドロした高校生活に突入しますが、ハラハラ・ドキドキしながら読み進めてくださいね☆^^

 

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新装開店プロとしてある程度の稼ぎの方法をマスターした僕は、
また彼女との時間を確保して、デートやショッピングを普通の高校生のように楽しむようになった。

以前のように、財布の中には常に万札がストックされるようになり、精神的にもゆとりを取り戻せた。

しかし、次に訪れる僕の一番の問題は、彼女とS○Xする場所を確保することだった。

彼女の自宅は、一度お母さんから追い出された苦い経験があって、とても手も足も出すことができない。

こうなると、やはり僕の自宅を考えるのは普通だろう。

僕は、僕の両親が不在になる時を常に監視して、終日両親が居ない時には、彼女を朝から夕方まで僕の自宅に呼んでS○Xをした。

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当時、何度イケるかチャンレンジしたこともあって、1日に7回の射○は当たり前だった。
※これが普通なのかはわからない(笑)

 

1つだけ笑い話があるので、暴露しておこう。

僕の自宅も、彼女の自宅同様に町営の古い木造住宅だったこともあって、居間と僕の部屋は襖一枚でしか仕切られていなかった。

僕は思春期なこともあって、この襖に無理矢理に鍵を設置していた。

年頃の男子なので、これは当然のことだと思う。
※今の僕には中学3年の息子が居るが、鍵付きのトイレから長時間出てこないことが良くある。^^;;

このことを良いことに、僕はある日の夜、彼女を僕の自宅へ呼び、窓から僕の部屋に侵入させて、音楽を少し大きめにしてS○Xにふけっていた。

灯台下暗しで、バレることはないだろうと鷹を括っていたのだが、、

彼女の喘ぎ声に母親が気づき、襖をドンドン鳴らし、

「アンタら、何しよんね!!」

と怒鳴ってきたのだ。

これには、流石の僕も妻も焦り、僕は無言のまま慌てて彼女に服を着させて、二人して正座し、息を潜めてジッとした。

「早くここを空けなさい!」

激しく襖を叩く母。

ここで、僕が取った行動は次だ。

・まず、彼女を窓から脱出させた。
・僕も窓から外へ一旦出て、近くの公衆電話へダッシュした。
※携帯電話なんてない時代です
・友達の家に電話して「悪いけど原チャリ走らせて急いで来て欲しい」と頼んだ。
・10分後に友達到着。
・窓から友達を進入させた。

そして、僕は襖をさっと開けた。

「アンタら、ココで何しよんね!!!」

仁王立ちした母が、睨みを利かした顔をしてこっちを見た。

友達には、状況を一切説明していなかったので、この事態に困惑している様子だったが、、、

「こんばんは」

と一言いって、母に会釈してくれた。

母は、何の挨拶もなく、襖を閉めた…。

この後に、一部始終をこの友達に報告したのだが、なぜ自分が呼ばれたのかが全く理解できていない様子だった。

僕はひたすら友達に平謝りして、九死に一生を得た。

友達を外まで送った後、しばらくしてから自宅の僕の部屋に戻った。

そこには、14インチのブラウン管テレビに接続されたVHSのビデオデッキからアダルトビデオが放映されっぱなしの状態になっていた。

ボリュームは小さくしていたが、

「アン、アンッ、、、」

というAV女優の喘ぎ声がBGM代わりに流れていた。

襖の方を見ると、少し扉が空いていることが確認できた。

裏工作は成功した。

この時の僕は、5億の損失を免れたときの半沢直樹の気持ちとほぼ同じ気持ちだったに違いない。

その後は、自宅でS○Xすることは止めた。
リスクの高い勝負を、僕はしないのだ。

(つづく)

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今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
それではまた。

 

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