【第07話】やっぱり女性の気持ちってわかりません!!!!!

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「大好き」事件 から一夜が明けた。

当然だが、僕は一睡も出来なかった。

やっと、彼女の気持ちが知れたのだ!!(と、すっかり思い込んでいる自分)。

交換日記は、いつもバイトが終わった後、スーパーの出入口で誰にも見つからないように、お互いそっと手渡ししていた。

「大好き」事件は、バイトが終わって帰宅し、お風呂に入ってサッパリした後、日記から彼女の臨場感を感じようとした23時を過ぎ頃に発生した記憶がある。

結局、朝まで興奮しっぱなしで、一睡もしないで学校へ行った。

もちろん、学校の授業も上の空。

早くバイトに行って、彼女の真の気持ちを確認したくてたまらなかった。

“どんな顔で僕を迎えてくれるのだろう?”

ほんのりと頬を染める彼女の顔をイメージしながら、ニタニタしている自分がいた。

約30年前には、携帯電話もなければメールすらできない。

バイト先に辿り着くまで、彼女のことを確認する方法は、当時はまだ何もなかった。

「時間よ進め」

想いは募るばかりだった。

授業終業のチャイムと同時に、僕はダッシュした。

自宅まで帰る時間すら勿体ないと思った僕は、この日、学校の校門近くにあるオバタ公園(だっけかな?)の中のオバタのおっさんの記念像の裏手に、原チャリを隠していた。

この場所は通学路からは死角になっていて、僕はパチンコの新装開店の時に、開店に間に合わせるためによくこの手を使っていたのだ。

速攻で原チャリに乗り込み、キーをひねり、アクセル全開でバイト先に向かった。

こんなときは、本当に頼りになるのが単車の存在だ。

対向車線なんて気にする必要もないし、信号無視なんて僕らの間では普通のことだった(当時はですよ^^;;)。

あっという間に、バイト先に到着した。

季節もちょうど今ぐらいの夏が始まった頃で、ノーヘル(*1)だった僕は、交換日記の入ったぺちゃんこの鞄だけを肩に引っ掛け、ダッシュでタイムカードの打刻をした。

*1 : ヘルメットを被らないこと。
ノーヘルは、ヤンキーファッションの象徴のように思われがちですが、
当時、原付はヘルメットの着用が任意だったのです。
また、車もシートベルトは任意。
信じられないかもしれませんが、大人達は酒の臭いをプンプンさせながら、
車を運転していました。
(僕の街特有だったのかな?^^;;)

いつもより30分以上早い出勤に、青果で働くおばちゃんから「今日は早いねぇ~」なんて声を掛られたが、僕はニコっと笑ってそそくさと野菜売り場へ向かった。

高さ2mほどあるステンレス製の観音開きの扉の向こうが、僕の働く野菜売り場であり、その斜めのカメラ屋が彼女の職場だった。

僕は扉を開け、平常心を装って売り場に立った。

「いらっしゃいませ」 よりも先に、僕の視線は彼女に一直線だった!!

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一夜明けてアナタのダーリンが今、登場したよ~ん!!!!!(キラーン)

と言わんばかりに、彼女の方を見ると………。

ア、アレレって感じ。。

いつもと同じ彼女が、いつもと同じように2、3回手を振って挨拶してくれた。

「ん?」何、コレ。。

この態度が、昨日「大好きな~」を書いた彼女なのか?

僕の頭は混乱していた。

“至って普通じゃん!!” なわけです。

一瞬、何が自分をここまではしゃがせていたのかもわからなくなっていた。

(彼女はオレに告白してくれたんだよね?)

自問自答をした。

わからない。本当に女心ってわからない。。

僕は急に恥ずかしくなった。

なぜなら、今日、バイトが終わったら、今度は、僕の交換日記を彼女に渡さなきゃいけないわけだから。。

そこには、大きく、

「 僕も大好きだ!!!葉子 ※仮です
愛してるぜ~~!!!!!! 」

て、でっかでかと書いてしまっていたんだから。。

穴、 があったら入りたい!!

僕の思い込みだったら、僕は完全に間抜けなピエロだ…

彼女にとっては、「大好きな」は単なるスキンシップだったのかもしれない…

「じ、じ、時間よ止まれっい!!」

※ん?反対のこと、この人、どっかで言ってません?^^;;

どうする、アイフル。。(古いっ、というか、この時代はアイフルないっすね^^;;)

(つづく)

 

追伸:
ブログをここまで本腰入れてやるとは思いませんでしたが、
これは全員やるべきだと思います。
なんていうんですかね。
見られていると女性ってもっとキレイになろうって努力するじゃないですか?
ブログも同じです。
もっと、喜んでもらいたい、楽しんでもらいたいって気持ちになって、
早くパソコンの前に座って記事書きたいって思うようになりますもんね。
やっぱり、どんなことでも、やってみることですね。
痛感しております。^^

 

今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

それではまた。

 

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