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【第06話】一撃

      2016/11/08

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交換日記の話に入る前に、お伝えしておかなくてはならないことがあります。
ここに登場している彼女(現・妻)は、僕よりも4つ年上の20歳のOLさんです。
プロフィールには書いているのですが、このノンフィクション恋愛小説には書いていませんでしたので、補足いたします。
では、スタートです♪ ^^

-------

交換日記が始まった。

女性との手紙のやりとりなんて、同級生の女子との年賀状でしかやったことのなかった僕にとって、それは青春そのものだった。

まず何と言っても、女性特有の丸びを帯びた体………、じゃなくって!文字、文字です!!^^;;

中学時代に好きだった女の子の文字を一所懸命に真似していた僕にとって(ちなみにその子は片想いでEND(-_-;))、日記の内容を読む以前に彼女の丸みを帯びた文字に酔いしれてしまっていた。

そして、交換日記を開いた瞬間、ほのかに感じる彼女の香り。。

完全に "ノックアウト状態" だった。

笑ってしまうかもしれないが、この記事を書いているアラフォーになっても、妻の字はカワイイと感じる。

僕は、小学校から高校を卒業するまで書道をやっていて(茶髪リーゼントの書道家も笑える^^;;)、書道の腕前は三段。

この歳になると、書道家の方々の書体の芸術性に己の感性が反応するが、やはり女性の丸っこい字は正直今も大好きだ。

そして、日記を捲るごとにフワっと広がる彼女特有の香水の匂いに、高校生の僕は壊れていた。

正直に言おう。

僕は、交換日記を読む前に、全身全霊で日記から感じ取れる彼女の臨場感を字体や匂いで感じとるようにしていた。

日記の内容そのものは、僕にとってはメインディッシュであり、じっくりと読むことに至福を得ていた。

で、気になる交換日記の内容に入る。

ドキドキが更に増す瞬間だ。

が、しかし、、残念ながら日記の内容は、僕が期待するようなものではなかった。

彼女の気持ちを確認できるような内容は、ほぼ皆無に等しかった。

日々の出来事、食事のこと、彼女のお母さんのこと、弟のこと、、好きな映画やレコード(当時はまだレコードが主体)等々、日常生活に関することが大半だった。

それでも、この日常の何気ないことを交換日記で書く彼女の自然さに、僕の心は益々揺さぶられていった。

当時の僕は、一応僕なりに女性心理を悟っていて、こちらからもモーションを仕掛けることなく、彼女と同じように自分の趣味や家族のことを日記に書いて返していた。

こんなやりとりが暫くは続いた。

しかし、突如として、このことは一変した。

ある日のこと、いつもと同じように日記を捲り、まずは彼女の香りを楽しもうとしたその瞬間、僕の目に飛び込んできたのは最初の1行だった。

"大好きな矢吹くんへ"

※「矢吹」は仮称です。

心臓が破裂しそうだった。

目を疑った。

たった1行だけを、何度も何度も確認した。

大好きって、、オ・・・オレのこと。。?

(ここからは、今の筆者の気持ちです)

"ほんとに、、まったくもう。。"

今、この文章を書いていても、その当時のことや、その後に付き合うようになった頃のことを思い出す。
妻は、いつもはクールで、ラブラブすぎることは好まない。人前でいちゃつくこともしない。
が、時としていきなり大胆になることがよくあるのだ。
妻しか女性を知らない僕だけど、男性はこの手にメチャクチャ弱い!!まさに小悪魔的な手口ってやつだ。
まあ、この後のストーリーにも、ちょこちょここの手の小悪魔が登場します。^^;;

この日の日記は、この1行しか覚えていない。

その後も何が書いてあったのかは、本当に何も覚えていない。

今でも何も記憶にない。

ただ、1行の丸びを帯びた体………、じゃなくって!字体!^^;; は、今でもはっきり、くっきりと記憶に刻み込まれている。

カワイイ字体だったよ、ほんとに、もう。。

たった1行で、僕は昇天した。

もしかして、これは彼女の戦略だったのだろうか?

30年近く経った今、ふとそんな風に思ってしまう自分がここにいる。

(つづく)

 

今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

それではまた。

 

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